この記事は、下記の様な人に有効な内容です。
- hspで仕事が続かないと悩んでいる人
- hspで人生がしんどいと感じている人
何を隠そう、私はHSPです。そして、HSPの性質を持っていると、生きるのがすごく大変です。
■私の特性は次の様な感じです。
- 悩みやすく、傷付きやすい
ちょっとした事で悩んだり、傷ついたりしてしまう。 - ストレスを感じやすい
環境の変化に対して敏感で、ストレスを感じやすい。 - 人の気持ちを汲み取りすぎる
人のちょっとした表情や、仕草をくみ取ってしまって疲れる。 - 集団での活動が苦手
人に見られていると、本来の能力を発揮できない。
こんな感じで、基本1日中ストレスに晒され続けてしまいます。
私は数年前に、自分の感じているモノが、大多数の人と違うという事に気が付きました。それまでは、自分が弱い、逃げているんだ、怠け者だと思い、自分自身を否定する様に感じていました。
そんな中、妻に出会いアドバイスを得る事で、自分の事を書籍で調べたり、実際に病院に行ったりして、自分の感覚が人と異なる事を知りました。
1.人生がしんどいと感じるあなたへ【hpsで仕事が続かない人、辛い人】
HSPは病気や障害ではないそうです。実際に病院に行ってHSPである事を相談したところ「HSPは病気ではない」、「HSPは生まれ持った性格の様なもの」、「自分に出来る事をやったらいい」といわれ特に病名を診断される事無く、薬も処方されず、なんの解決にも至りませんでした。
なので、私は自分なりに生き方と考え方を改める事でHSPのマイナスの面を解消して行こう!っと考え行動してきました。
その結果、妻からも「あなたは、HSPじゃない!」と認定されるくらい、積極性のある性格と、自分の気持ちを何よりも優先できる図太い人間に変わる事ができました。
HSPで生きるのが辛い、HSPで仕事が続かないとお悩みの方に参考になればと、私が今までどう行動して来たかを紹介して行きたいと思います。
1-1 中学時代は HSPが原因でひきこもり
私は中学時代に登校拒否をしていました。理由は「誰かにいじめられていた」とかではありませんでした。しかし、かといってみんなでワイワイと仲良くしていた訳では無く、性格は内気で、声も小さく、消極的な人間でした。(家では冗談ばっかりいってる様な、スーパー内弁慶でした。)
1-2 理不尽に耐えられなかった
私が中学に入って、しばらくして感じたのが「学校と言うのは、答えがわかるという事よりも、授業で手をあげたり、積極的に行動する事が評価される」という理不尽な世界だという事です。
そんな思いを抱いてしまい、なんとなく学校に行くのを辞めてしましました。勿論、積極的に行動する人は、社会に出ても評価されますし、必要な能力なのだと思います。しかし、中学生だった当時の私は、そんな理不尽に思える様な世界では生きられませんでした。
1-3 自分の好きな事すら出来ませんでした
その後、担任のすすめで通信制の高校へ行き、将来やりたい事ができ、夢に向かって頑張ろうとしていました。しかし、また自分のこの性格のせいで、自分の思い描いた夢も、諦めざるえない状況になってしまいました。
それが18歳位の時だったでしょうか・・・。自分の好きな事すらも出来ない自分に、悔しさがこみ上げてきたのを、今でも覚えています。 それでも、なんとか必死に自分の生きる道を模索していたのを覚えています。
2.HSPは病名ではなく、性格の一つです
最近、SNSなどで「自分はHSPです!」という方が増えています。病名でもなく、はっきりとしたボーダーラインはありません。チェック項目こそあるものの、感じる感覚の程度は人それぞれなので、SNSでは「敏感でもないくせにHSPだと名乗るな!」的なやり取りも見受けられます。
2-1 HSPとは?
「HSP」って表記だけみると、「FBI」や「CIA」の様な三文字のかっこいい英語ですが、要するにシャイで内気な傷付きやすい人です。
それを「とても敏感な人」と言う意味のHighly Sensitive Personという英語で表し、頭文字をとってHSPとしています。
2-2 HSPは病気ではありません
HSPと言うと、あたかも立派な精神疾患、発達障害という様なイメージですが、実際は病院に行っても病名としては診断されず、カウンセリングや転職を薦められて終わります。
要するに人間には、人それぞれに色んな性格があって、HSPというのは、その中の一つであるという事です。
※生まれ持った特性ではありますが、まったく変えられないものではありません。諦めたら試合終了です。実際私も変わる事が出来ました。
2-3 HSPに向いてる仕事とは
HSPに向いてる仕事に転職するといっても、世の中の80%以上の仕事がHSPには不向きだと思います(経験談)それでも働かないといけないので、働くしかありません、私も転職を何度か繰り返しています。
HSPと行っても外交的な人HSP、内向的なHSPの方がおられますし、一概にHSPは、どの仕事が向いているとは断定しにくいです。ここでは、私がやって向いていた仕事を紹介します。
■HSPの私が向いていると感じた仕事
実際に私が感じた私に向いていると感じた仕事は、自分の得意な事に関わる仕事でした。
例えば、入社後に新人がゼロからスタートする様な仕事だと、どうしても競争や足の引っ張り合いによるプレッシャーを感じてしまいます。競争を意識すると自分の能力を十分に発揮できず、結果的に人よりも劣っていると思い、自分を責めてしまうことになります。
逆に、元々自分が得意な事に関する仕事は、特にプレッシャーを感じる事無く、楽しく仕事に取り組むことが出来ました。自分が得意な事がわからない場合は、自分が好きだと思える事でも良いでしょう、好きだと感じる事は、結果的に得意な事に繋がる確率が高いです。
■HSPは競争が苦手
HSPの人は、周りの人の事を敏感に感じてしまう人が多く、競争が苦手な場合が多いからです。競争って自分が勝つために、誰かを押しのけて上に上がらないといけません。HSPの人は、その事にストレスを感じてしまいます。
私の場合は、チームで何かを成し遂げる様な仕事よりも、個々の能力で結果を出す様な仕事が向いていました。
2-4 色んな職種に挑戦をしよう
私自身、色んな仕事や職場を経験してきました。仕事が合わない、職場が合わない、職場の人間関係が合わない・・・と、仕事を転々としてしまいました。転職歴が多い事は、多くの場合かなりマイナスな要素として受け取られます。
でも、人生経験といった部分では普通の人よりも多くの職場を見れて、色々な問題にも直面しましたし、多くの貴重な経験を積むことができました。
転職が多いのは良くないから、転職はしないでおこうと思うより、自分が望む道を探すために、どんどん転職するべきだと私は思います。
自分はHSPだから仕方がないと思うのは勿体ないです!
数多くの転職を経験した私が、転職に役立つ就職活動の方法を詳しく紹介している記事がありますので、転職を考えている方は是非ご覧になってみて下さい。
3.人生がしんどい、仕事がしんどい時の考え方
肝心なモノを書き忘れそうだったので、そろそろ本題を書きたいと思います。私がHSPのマイナスな部分を解消する為に考えた方法を紹介します!
3-1 辛み、悲しみは必要な要素です
人生において、辛い思いや、悲しい思いは、極力したくないですよね。でも、感じてしまうのだから、仕方が無いのだと諦めましょう!
例えば、テレビゲームでいうならば、ストリートファイターをやっていて、敵が出てこなければ面白くないですよね?
ドラクエだったとしたら、敵に遭遇しなければレベルも上がらないので、クリアする事はできません。
『ストレスや負の感情を、そういう存在なのだと腹をくくりましょう。』
腹をくくったうえで「じゃあ自分はどうするのか?」を考えて行動しましょう。私が実際に取った行動は下記の記事で紹介しています。今では完全にストレスマスターです!
3-2 味のないスープよりも、味のあるスープを
調味料が入っていないスープは、物足りなくて飽きてしまいます。そうならない為に、あなたの神経は人よりちょっと敏感なのかもしれません。
『ストレスは人生のスパイスだと思う事で人生を好転させましょう。』
3-3 辛すぎるスープには、水を足しましょう
ストレスは人生のスパイスだと言いましたが、あまりにスパイスが多すぎても、飲めないですね。ストレスも感じすぎると、しんどくなります。ストレスも辛すぎるスパイスと同じで、薄めなければなりません。
そんな時は「マインドフルネス」をオススメします。HSPのしんどさ、生き辛さは、脳の構造による感じかたの特徴からきています。マインドフルネスには、脳の構造を変化させる効果があるとされています。
人によって効果がある場合、無い場合があるかとは思いますが、試してみてはいかがでしょうか?
詳しいマインドフルネスのやり方は、過去記事をごらんくださいませ。
過去記事:私が実践し実際に効果のあったマインドフルネスのやり方
4. まとめ
今回は『人生がしんどいと感じるあなたへ【HSPで仕事が続かない人、辛い人】 』をお送りいたしました。
皆さんの人生が、少しでも素敵なモノとなる事を心より願っております。
- HSPは病気でも障害でもなく性格です。
- HSPに向いてる仕事は自分の得意な事に関わる仕事。
- 私が向いていた仕事は個々の能力で結果を出す様な仕事。
- ストレスでしんどいときはマインドフルネスがオススメ。
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