1.【面接、履歴書】自分の長所と短所がわからない!を解決する方法
転職活動、就職活動を行う上で、避けては通れない定番の質問がコレです。
(面接官)「あなたの長所と短所はどこですか?」
「自分の長所と短所がわからない…」「自分の短所って正直に言っちゃっていいの?」
って感じになりますよね。
大丈夫です!みんな、同じです。自分の長所と短所って、改めて考えてみるとちゃんと答えられなかったりしますよね。でも、長所と短所は、面接や履歴書において重要な質問なので、完璧に答えられる様になった方がいいでしょう。
安心して下さい!
この記事を読み終わる頃には、面接官も納得の「長所と短所の答え方」が身に付くかと思います。
それでは、長所と短所の答え方を解説していきます。
が、その前に長所と短所について理解を深めた方がいいでしょう。
「長所と短所とはなんぞや?」「短所って言わない方がいい?」といった疑問も解消されるでしょう。
2. 長所と短所とは?
では、長所と短所とは一体なんなんでしょうか?
「長所は優れている所、短所は劣っているところ。」
誰にでも、得意な事、苦手な事があるかと思います。
但し、就職活動における「長所と短所の答え方」は少し工夫が必要となってきます。
3.長所と短所の答え方
なぜ面接官は「あなたの長所と短所」を知りたいのでしょうか?
得意なこと、優れている事だけを聞けばいいのではないでしょうか?
「私はコレが苦手です!」っと打ち明けられてもマイナス面でしか受け取られないですよね?
3-1 短所は言わなくいい?
「長所だけ正直に答えて、短所は特にありません!」でいいんじゃないの?って思いませんか?
でも、実際にあなたが「短所は特にありません!」っと言い切ったとするとどうでしょうか?
おそらく面接官は「この人は、自分の悪い所を理解できていないんじゃないだろうか?」と思ってしまうでしょう。
この様に、「短所を答えない」というのは非常に危険です。
では、どの様に短所を答えたら良いのでしょうか?
3-2 正しい短所の答え方
正しい短所の答え方は、短所をプラスに変換できる言い方で伝えるです。
「私は、〇〇が苦手ですが、それを改善する為に、〇〇のの様な行動を取るように心がけています。」といった感じです。
この答え方であれば、ただ単に「これが苦手」というマイナスなメッセージだけではなく、「苦手な部分をしっかり認識しつつ、それを改善する努力をしている」というプラスの意味になります。
前者の答え方では、「この人は、ちょっと心配だなぁ」という印象を与えがちですが、後者の答え方では、「この人がしっかりとした人物だな」という印象を持たれる事でしょう。
3-3 正しい長所の答え方
長所はそのまま答えればOKです。
しかし、業務内容に直結する様な答え方をする必要があります。
細かい作業が得意な人の場合の答え方
接客を伴う業務内容の職場なら、「一人で黙々と作業に没頭できます。」という言い方ではNGでしょう。この場は、「お客様一人一人に気配りができ、丁寧な接し方が出来ます。」といった伝え方の方が良いでしょう。
挑戦する事が得意な人の場合の答え方
公務員や大手企業の職場なら、「私は革新的な考えを持っています。」という様な答え方ではNGです。この様な職場なら「柔軟に色々な事にチャレンジする事が出来ます。」と答えた方が、「柔軟性のある人材だ」「どんな部署でも対応出来るだろう」と良い判断をされる事でしょう。
同じ内容の長所でも、答え方をちょっと変えるだけで印象が大きく変わって来ます。
業務内容を意識した、上手い言い回しが出来る様になりましょう。
4.自分の長所と短所がわからない場合
「自分の長所と短所がわからない」「長所はわかるけど、短所がわからない。」もしくは、「短所はわかるけど、長所がわからない。」という人もいるかと思います。
ここでは、自分の長所と短所を見つける方法を紹介します。めちゃくちゃ簡単です。
4-1 長所と短所は表裏一体
あなたの長所はどこでしょうか?
わからないと、悩んでいる人にオススメな思考法があります。
その方法とは、ズバリ「長所と短所はコインの様なモノだと捉える事」です。
コインには、裏と表がありますよね?
裏と表には、まったく別のモノ(文字、絵柄)が描かれています。
裏と表という異なる存在が合わさって初めて一つの「コイン」という物体が存在します。
長所と短所もコインと同じような性質を持っています。
この性質を利用して、自分の長所、短所を見つけて行きましょう。
4-2 自分の長所と短所を見つける方法
自分の長所と短所が解らない人に有効な「長所と短所を見つける方法」は、次の通りです。
- 自分の悪い所を書く
- 紙を眺める
- 書いた内容から長所見つける
それでは、実際に「自分の長所と短所を見つける方法」をやっていきましょう。
まず、紙とペンを用意してください。メモ帳でも構いませんが、あまりに小さいものだと書ききれないので、大きめのメモ帳か、紙を用意しましょう。
4-2-1 ①自分の短所を書く
さて、では実際に紙に自分の長所を書き出してみましょう。え、だから、「長所がわからないんですけど・・・」っと怒られてしまうかもしれませんね。
わかりました。長所がわからない、もしくは長所がスラスラ書けないと言う方は、自分の短所を書き出してみましょう。
悩んでいたり、自分に自信が持てないでいる人は、自分の長所を書くよりも、短所を書き出す方が効果的です。これによって、長所を見つけやすくなります。
※長所がわからない方向けの説明ですが、短所がわからない方もこの方法で短所を見つけることができます。
長所と短所を逆転させてお読みください。
いくつかけましたか??最低5個くらいは書き出しましょう!
どうしても、4個しか書けない!っと言う人は短所に「4個しかかけない・・・」と書いてしまいましょう。
これで5個完成です。それでも5個いかない場合は、もう少し考えてみるか5個以下でも次に進んでください。
4-2-2 ②紙を眺める
書けたら書いた紙を眺めてみましょう。
ぼけーっと眺めても良し、じっくり眺めても良し、よく眺めて下さい。
ん?ん?っとあることに気が付きませんか??気づけた方は賢明です!
※気づけなくても安心してください、詳しく説明していきます。
4-2-3 ③書いた内容から長所を見つける
自分の悪いところ、というのは、実はひっくり返せば自分の良いところなのです。
具体的に説明すると、例えば書いた内容が
- 神経質。
- 人に何かを言われるとすぐに落ち込む。
- すぐに愚痴を吐く。
- 頑固。
- すぐ諦めてしまう。
- すぐ悩んでしまう。
だったとします。
しかし、これらの短所を長所に置き換えれば、下記の様な内容になります。
- 細やかな事に気が付ける。
- 人の繊細な気持ちを汲みとる事ができる。
- 自分の信念を持ち、それらを口に出して表現する事ができる。
- 確固たる自分の生き方、考え方がある。
- 好奇心が旺盛で、色々な事にチャレンジできる。
- 物事を深く考える事ができる。
勿論、ただ変換しただけではなく、これらのあなたの長所は、事実であり真実なのです。
改めて、はじめに書いた短所を、長所として書き換えてみました。
どうでしょう、立派な長所になったと思います。
短所だと思っていた事でも、それらには裏の意味があり、それが長所になる事を理解していただけたのではないでしょうか?
自分はダメな人間だ・・・と今まで落ち込んで生きてきた人でも、大丈夫です。
ダメな人間の裏には、自分は凄い人間なんだ!と自信とやる気の満ち溢れるような意味が、隠されているのかもしれません。
4-2-4 仕事選びにも効果的
こういった物の見方が出来れば、物事を選択する時に、適切な判断をくだす事が可能です。
自分の短所ばかり考えて、極力自分の短所が邪魔にならない仕事を選んでいませんか?
仕事を選ぶ時は、自分の短所を考えるよりも、自分の長所を考える方がオススメです。
自分の長所を導き出すと、よりよい結果が得られるからです。
5.まとめ
今回は「【就職活動】自分の長所と短所がわからない!を解決する方法」をテーマにお送りしました。面接で皆さんが、素敵な長所と短所を答えられる事を心より願っております。
- 短所+対処方法で前向きなメッセージを伝えよう
- 長所は業務内容に直結した伝え方を意識しよう
- 長所がわからない時は、短所を紙に書き出して眺めてみよう。
- 短所は見方を変えれば、長所になります
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