この記事では、「紙に書くだけで簡単に悩みを解消する方法」のやり方を図解入りで紹介します。
1.紙に書くだけで悩みを解決!簡単なフレームワークで悩みを解消する方法
ちょっとした悩みなら「気にしないでおこう。」「また暇な時に考えよう。」で済むかもしれません。しかし、仕事や人間関係の悩みともなれば、「逃げているだけではいられない」って事ありますよね。
- 職場の人間関係の悩み
- 進学、就職、仕事の悩み
- 嫁姑問題、子育ての悩み
悩みを抱えるのは本当に辛いですよね。私も以前、悩みを抱えてしんどくなってしまっていました。
- 「考えても考えても答えが出せない…」
- 「どうしたらいいのか、わからない…」
- 「悩みを相談できる人がいない…」
なんとかして「この悩みから抜け出したい!」と思い、色々と考え抜いた結果、今回紹介する解決方法を思いつきました。そして、実際に、その方法を使って悩みを自分で解決することができました。
自分と同じように、悩み事があって困っている方のお力になれれば幸いです。
それでは、私が編み出した「悩みを自分で解決する方法」のやり方を詳しく紹介したいと思います。
今回紹介する方法は、悩み解決の為のフレームワークを利用した方法です。ノートや紙に書き出すだけなので、「悩みを相談できる人がいない」、「内容的に人に相談できない」という場合でも実践する事が出来ます。
2.悩みを解決する為のフレームワーク
それでは、「紙に書くだけで悩みを解消する方法」の詳しいやり方を説明していきます。
ちなみにフレームワークというのは、型、枠組み、仕組みといった意味で、今回は悩みを解消する為の型を使用して行きます。この型にそれぞれ必要なワードを書き込んで行くだけで、悩みを解決へと導く事が出来ます。
まず、A4サイズ位のノートもしくは、紙と筆記用具を準備してください。
※用紙を横向きにして書くのがいいと思います。
※紙に書くのが面倒な方向けにExcelのテンプレートもあります。無料でダウンロード出来ます。(4章を参照)
■悩みを解決する為のフレームワークの手順
- 自分の願望を書く
- 願望を実現する為の行動を書く
- 行動のプラス面を書く
- 行動のマイナス面を書く
- マイナス面の対策を書く
- 書き出した内容を眺める
- 具体的な行動をTodoリストに書く
2-1 自分の願望を書く
紙に書くだけで悩みを解決する方法の手順①は、自分の願望を書くです。
紙の左端に、こんな感じで自分の願望を書きます。
(※図では願望が二つですが、二つ以上でも一つでもOKです。)
例えば、離婚するか、離婚しないかで悩んでいたとします。
そこで、自分が「どうなりたい」「どうしたいか」を考えて行きます。
ここでの答えを、離婚したいか、したくないかに設定するのではなく、離婚を考えるに至った問題に対して、「自分がどうしたいか?」を書きましょう。
例えば、夫と性格があわなくてケンカが絶えなかった事が問題なら、どうしたいかの答えは「楽しく穏やかに生活したい」といった感じです。
2-2 願望を実現する為の行動を書く
紙に書くだけで悩みを解決する方法の手順②は、願望を実現する為の行動を書くです。
次に先程書いた「願望」を実現させるための「具体的な行動」を書きましょう。
願望が「楽しく穏やかに生活したい」ならば、それを実現されるための行動を書きましょう。
※図では行動が二つですが、二つ以上でも一つでもOKです。二つ以上なら分岐を増やしましょう。
そこで初めて「離婚する」が出てくるでしょう。
ほかには、「お互いが歩み寄る」「しばらく別居する」などが出てくるかもしれません。
2-3 行動のプラス面を書く
紙に書くだけで悩みを解決する方法の手順③は、行動のプラス面を書くです。
②で書いた「願望を実現させる為の行動」に対しての「プラス面」を書きましょう。
※何個でもOK
願望を実現させる行動が「離婚する」ならば、「ケンカがなくなりイラつきがなくなる」。
願望を実現させる行動が「しばらく別居する」なら、「少し冷静になって考えられる」
という風な感じです。
2-4 行動のマイナス面を書く
紙に書くだけで悩みを解決する方法の手順④は、行動のマイナス面を書くです。
②で書いた「願望を実現させる為の行動」に対しての「マイナス面」を書きましょう。
※何個でもOK
「離婚する」ならば、「金銭面などの不安」。
「お互いに歩み寄る」ならば、「さらにケンカしてしまうかもしれない」。
「しばらく別居する」ならば、「世間体が気になる」など…
2-5 マイナス面の対策を書く
紙に書くだけで悩みを解決する方法の手順⑤は、マイナス面の対策を書くです。
④で書いた「行動」に対しての「マイナス面の対処法」を書きましょう。
マイナス面が「金銭面などの不安」なら、対処法は、離婚に際しての法律や、必要な生活費などを調べる。
マイナス面が「さらにケンカしてしまうかも」なら対処法は、「第3者に入ってもらって話し合いをする。」や「ケンカになる想定をして話し合いを計画する。」などとなります。
「世間体が気になる」なら、「しばらく旅行に行くということにする。」などでしょうか?
これで完成です!!
2-6 書き出した内容を眺める
紙に書くだけで悩みを解決する方法の手順⑥は、書き出した内容を眺めるです。
紙に全部書けたら、書いた内容を読み返してみましょう。
頭で考えていた時よりも、悩み全体の問題点や解決法がわかるようになったと思います。
自分がどうしたいかもわからない時は、このやり方で、問題の全体像を把握するのが効果的です。
2-7 具体的な行動をTodoリストに書く
紙に書くだけで悩みを解決する方法の手順⑦は、具体的な行動をTodoリストに書くです。
問題の全体像がわかれば、あとは自分がやるべき行動を明確にして行動するだけです。
とるべき行動も、頭の中だけで考えるとわかりにくいので、TODOリストを作るのがオススメです。
紙に書いてもOKですが、下記の様なToDoリストアプリを使うのがオススメです。
■無料TODOリストアプリの使い方こちら
→https://hirosyland.com/todo-app/
3.紙に書くだけで悩みが解消できる理由
なぜ紙に書く方法が悩みの解消に効果的なのか?についてご説明させて頂きます。
3-1 自分の気持ちを客観的に見る事が出来る
紙に書くだけで悩みが解消できる理由1つ目は、「自分の気持ちを客観的に見る事が出来る」です。
悩みを解決したいなら、まず自分の気持ちをよく知らなければなりません。
自分の気持ちがよくわからない状態では、どうしたらいいのかわからない状態に陥ります。
紙に書きだす事で、自分の気持ちを整理する事ができます。
「私は、こんな風に思っていたのか」といった感じですね。
もし友人がそんな風に悩んでいたら、あなたならどう声をかけますか?
それが悩みを解決する為の答えだったりします。
3-2 複雑な問題を明確にしてくれる
紙に書くだけで悩みが解消できる理由2つ目は、「複雑な問題を明確にしてくれる」です。
紙に書かず頭の中だけで考えると、どうしたらいいのかわからない状態に陥りやすいです。なぜなら、悩みは複雑に絡み合っていて「コレをしたから100%解決!」とはならない場合が多いからです。
悩みを紙に書きだす事で、それぞれの問題解決法の良い所、悪い所が明確に認識できる様になります。
- この問題を解決するにはどうしたらいいのか?
- 具体的に何をしたらいいのか?
- それを行う上での問題点は何か?
- その問題点を解消する方法は何なのか?
これらの事が、紙に書くことで明確になります。問題の全体像が解れば、自分のとるべき行動が選びやすくなる訳です。
3-3 やるべき行動が解るようになる
紙に書くだけで悩みが解消できる理由3つ目は、「やるべき行動が解るようになる」です。
自分のやるべき行動をTODOリストアプリを使って明確化する事で、自尊心を高めつつ意欲的に行動する事が出来る様になります。やるべき事を明確に出来るのは勿論ですが、やり終わった事、クリアできた事を再認識する事が出来ます。
そして、よく頑張った!、私はすごい!と思えるようにもなります。
前向きな気持ちが持てれば、どんな困難な悩みも解決へと導いてくれるでしょう!
4.悩み解決フレームワークのExcelテンプレート
「紙に書くのが面倒だ!」「パソコンでやりたい!」という方向けに、今回ご紹介した、悩み解決フレームワークのExcelのテンプレートファイルを作りました。パソコンで入力してもいいですし、印刷して直接書き込んでもOKです。
テンプレートでは、行動は3つだけですがコピペして増やす事も可能です。
■無料Excelテンプレートのダウンロードはコチラ
5.まとめ
今回は「紙に書くだけで悩みを解決!簡単なフレームワークで悩みを解消する方法」というテーマで、悩みを解消する為の方法をご紹介しました。
今回紹介した方法は「悩みの設計図」とも言えるのかもしれません。設計図が解れば、何をどうすればいいかがわかり易くなり、悩みを解決しやすくなります。
■TODOリストアプリの詳しい使い方はこちら
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